Yahoo!広告でコンバージョン計測する方法

マーケティング |

Yahoo!広告のコンバージョン計測を解説します。ここではタグマネージャーを使わない方法でやっています。

Google広告と同様に、Yahoo!広告も二種類のコンバージョンタグが必要です。

サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグ

初回の設定時はまず、共通の「サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグ」を全ページに追加します。

サイトジェネラルタグとは?

検索広告、ディスプレイ広告共通で、全ページに追加するタグです。コンバージョンの種類が複数あっても、サイトジェネラルタグは共通で一つだけ設置します。

このタグを設置することで、以後追加していく他のタグが機能するようになります。

サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグはセットになっているので、基本的にはセットで導入しましょう。

注意: サイトジェネラルタグは、他のYahoo!広告関連のタグが読み込まれるより先に設置してください。そうしないと他のタグが機能しなくなります。

技術的な詳細はこちら

サイトジェネラルタグの設置方法

広告管理ツール>検索広告>ツール>コンバージョン測定 へ移動します。+ボタンで新しいコンバージョンを作成します。

作成後、「タグを表示」をクリックすると以下のようなタグが出てくるので、コピーして<head></head>の間に設置します。Google広告タグをすでに入れている場合は、その下あたりにでも入れておきましょう。

<script async src="https://s.yimg.jp/images/listing/tool/cv/ytag.js"></script><script>window.yjDataLayer = window.yjDataLayer || [];function ytag() { yjDataLayer.push(arguments); }ytag({"type":"ycl_cookie"});</script>

コンバージョン測定タグ

同じくコンバージョン測定タグを、個別のコンバージョン完了ページに設置します。

「タグを表示」をクリックすると、サイトジェネラルタグの下にコンバージョン測定タグがあるかと思います。

下のソースコードをコピーして、コンバージョンを測定するウェブサイトの「購入完了ページ」や「登録完了ページ」などに追加します。挿入位置は「設置済みのサイトジェネラルタグより後(<BODY>内も可)」または「コンバージョンアクションのタイミング」です。

※コードはアカウントごとに異なります。

<script async>ytag({  "type": "yss_conversion",  "config": {    "yahoo_conversion_id": "xxxxxxxxxx",    "yahoo_conversion_label": "xxxxxxxxxx",    "yahoo_conversion_value": "xxx"  }});</script>

以上で完了です。複数のコンバージョンがある場合は、管理画面で別のコンバージョンを作成して、コンバージョン測定タグを同じように貼り付けます。

電話をコンバージョンとして計測する

Yahoo!広告では、ウェブサイトに載っている電話番号をクリックして電話をかけた場合のみ、コンバージョンとして計測できます。

新しいコンバージョンを作成して、 コンバージョン種別 「電話発信」 に設定します。

作成後、「タグを表示」をクリックします。

共通のサイトジェネラルタグは上記で設置済みなのでスキップして、コンバージョン測定タグを電話番号が載っている全てのページに設置します。

ヘッダーやフッターに電話番号を載せている場合が多いと思いますが、その場合全てのヘッダーの、サイトジェネラルタグの下に設置します。

そして、電話番号の計測はもう一つ設定するタグがあります。

電話を掛けるボタンに、オンクリックイベントタグを設定します。

下のソースコードをコピーして、コンバージョン測定タグを設置したウェブページに追加します。挿入位置 は<body>と</body>の間で、電話発信用のリンクを表示する箇所です。

<a href="#" onclick="yahoo_report_conversion('tel:XXX-XXX-XXX')">XXX-XXX-XXXに電話する</a>

大事なのは onclick=”yahoo_report_conversion(‘tel:XXX-XXX-XXX’)” の部分です。このxxxは自身の電話番号に変えてください。それ以外は、任意の文言などを設定してください。

これで完了です。


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執筆者

Yulius

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