とあるウェブサービスの会員に対してメールマガジンの配信を始めようと思い、いくつかのメール配信サービスを比較検討する機会がありました。
その結果、ダントツでMailchimpが良いという結論に至りました。
もちろん、状況によって最適なサービスは異なります。他のアプリと連携が必要かどうか、特別なセキュリティが必要かどうか、などです。
Mailchimpをオススメするケースは、
上記のいずれかに当てはまれば、ほとんどの場合はMailchimpが合っているはずです。
逆に、以下のいずれかに当てはまる場合は他のサービスも選択肢に入ってきます。
無料プランでは、
無料プランで使える機能の豊富さは他社と比べて圧倒的に多いです。配信数が2,000件までならほとんどの機能は無料プランで賄えます。
配信先のユーザーによって個別に名前を変える、などマーケティングに必須の機能も無料です。
初めてメールマガジンを運用する場合、継続するかどうかは運用してから決めたい場合もありますよね。Mailchimpなら手軽にスタートできて、止めるのも簡単です。
有料プランも格安で、¥1,150/月から利用できます。ちなみに有料版の機能は
とてもUIが分かりやすく、直感的に操作できる作りになっています。
2. パーツを挿入して編集する
Design an Email with the Classic Builder
3. テキストを編集する
HTMLの知識がなくても、ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に洗練された美しいデザインのHTMLメールを作れます。自社のロゴや画像も入れることができます。テンプレートも豊富に用意されています。
サービスによっては、別途デザイナーやエンジニアにHTMLメールのテンプレート作成を依頼する必要がある場合もあります。
mailchimpならマーケティング担当者一人だけで、ブラウザ上で完結して、時間も取られません。同時進行でやることが多いマーケティング担当者にとっては、メール作成に時間を取られないことも重要ポイントではないでしょうか?
無料版でもここまで計測できます。
有料プランだと更に、特定の行動別にユーザーをセグメントしてメール配信できたりもします。
恐らく唯一引っかかるポイントは、日本語に対応していない点です(2020年12月時点)。管理画面やヘルプページは英語版を見なくてはいけません。
とはいえ、前述したようにUI設計が優れていて、メールの作成、配信先の登録、スケジュール設定、など管理画面の機能は見ただけで直感的に操作できるので、一度使えばあまり言葉の壁は感じないでしょう。
初めて使うときだけ英語の管理画面で我慢すれば、その点を差し引いてもあまりあるメリットがあります。なので、どうしても日本語対応でなければいけない、という状況でなければMailchimpを勧めます。
ユーザーに配信するメールはもちろん日本語で送ることができます。
Mailchimpのメリット
Mailchimpのデメリット
以上、これからメールマガジン配信を検討している方は、参考にしてみてください。