今回は初心者から中級者向けの、RPGゲームを制作できるツールを紹介します。
ここに取り上げたものはどれもオススメです。作りたいゲーム、予算、難易度に合わせて、自分に合ったものを選びましょう。
2DのRPGを作ることができます。かなり有名なのですでにご存知かもしれません。ツクールシリーズとして知られ、年々新しいバージョンが登場しています。
用意されたタイルを配置しながらマップを作り、その上にイベントを配置していきます。昔ながらの見た目のRPGが出来上がります。
直感的に操作できて、素材もあらかじめ用意されているので即ゲーム制作に取り掛かることができます。RPG制作の入門用としても最適です。
価格 | 対応OS | 難易度 |
RPGツクールMZ、RPGツクールMV共に¥8778 (2021年5月時点) | Win/Mac | ★ |
https://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/
インディーゲームクリエイターとして知られるSmokingWOLF氏が開発している無料のRPG制作ツールです。
マップ、イベント、キャラクター、戦闘など、古来からあるRPGの要素がほとんど実現できて無料という優れもの。RPGツクールよりもより独自性の強いゲームを作りたい方向けです。
ウディコンというウディタ制ゲームのコンテストが開かれるなど、コミュニティも活発な様子。
価格 | 対応OS | 難易度 |
無料 | Win | ★★ |
商業ゲームの現場でも広く使われている、高性能なツールです。2D、3D、VRなどほとんどの種類のゲームに向いています。個人かつ売上が小規模であれば無料で利用できます。
プログラミングができなくても制作可能ですが、多少プログラミング知識を覚えないと難しいかもしれません。ただ情報は充実しており、学習環境は整っています。公式サイトは英語メインですが、日本語の教材も沢山あります。
素材は最初から用意されていないため、まず自分で用意する必要があります。しかしアセットストアには無料で使える素材も多数公開されています。
本格的な2D、3Dゲームを作りたい方にオススメ。
価格 | 対応OS | 難易度 |
小規模ゲームなら無料 | Win/Mac | ★★★ |
https://www.unrealengine.com/ja/
こちらも商業ゲームの現場で広く使われています。個人かつ売上が小規模であれば無料。
リアルなレンダリングや物理シミュレーションが特徴的。美しい3Dゲームを作るのに向いています。ゲームだけでなく、3Dモデリング全般に利用できます。
インディーゲームにおいてはUnityよりも利用者が少ない印象ですが、ハイクオリティな3Dゲームを作りたい方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
価格 | 対応OS | 難易度 |
小規模ゲームなら無料 | Win/Mac | ★★★ |